Ransom:Win32/Banuk.MAK!MTB による国内への攻撃がありました

Ransom:Win32/Banuk.MAK!MTB による国内への攻撃がありました(2022/11/17)

このランサムウェアはファイルを暗号化して、拡張子に8桁の16進数を追加します。
各ファイルごとに別の16進数をつけて、同じ16進数はありません。
例えば、
AUTOEXEC.BAT は AUTOEXEC.BAT.14967BE3
CONFIG.SYS は CONFIG.SYS.85170DF5
のようにファイル名を変更してしまいます。

身代金要求ファイルは「How To Restore Your Files.txt」です。

Banuk ransomware
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このランサムウェアの特徴は、TOX CHATを用いて交渉をさせます。
TOXを利用したランサムウェアには、Makopランサムウェア等があります。

ランサムウェア本体は、「\WINDOWS\svchost.exe」です。

暗号化されたファイルを戻す手法について、当社では2通りの解決方法を持っています。
犯罪者と交渉をしないでデータを取り戻す手法も開発しています。感染後すぐに依頼されれば、高い取得率があります。時間の経過とともに取得率は下がります。

身代金要求画面兼解決画面が消えても取得率が100%近い復号サービスもあります。

データを戻した後の再発防止コンサルティング、感染経路調査コンサルティング、情報漏洩調査、業務再運用コンサルティングをしています。

無料相談(10分程度)もしていますので、すぐに行う措置を説明しています。
被害に遭われた方々のお力になれると思います。

ファイルの暗号化に気がついたらすぐにシャットダウンして依頼されれば身代金を払わずに解決する方法があります。

暗号化されてしまう被害に遭うと何か月か置いてから2次感染、3次感染と被害が続きます。適切な再発防止措置が必要です。

どのようなケースであってもデータを戻す復号サービスをしています。お困りの方はご連絡下さい。

※当社の記事は実際にランサムウェアに対応した作業や事実に基づく内容です。当記事は転載禁止です。
※当社プログの記事を勝手に引用しているCyberSecurity.com、CyberSecurity-jp.comという業者がいます。その寄せ集めの情報には、かなり誤った情報が書かれています。

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