QNAP社から「Fight Against Ransomware Together」のアナウンスが出ました2022/1/26

QNAP社から2022/1/26に次のアナウンスがありました。
「Take Immediate Actions to Stop Your NAS from Exposing to the Internet, and Fight Against Ransomware Together」

翻訳すると

「NASがインターネットに公開されるのを防ぐための即時アクションを実行し、ランサムウェアと一緒に戦う」

このアナウンスは、2022/1/7の発表文をdeadboltランサムウェア向けに変更したものとなります。

2022/1/26のアナウンスの要約は次のようになります。

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台湾、台北、2022年1月26日-QNAPRSystems、Inc。
(QNAP)は本日、DeadBoltという名前の新しいタイプのランサムウェアに対応する声明を発表しました。

すべてのQNAP NASユーザーに、以下のセキュリティ設定手順に従ってQNAP NASとルーターのセキュリティを確保し、
QTSを利用可能な最新バージョンにすぐに更新することをお勧めします。

セキュリティカウンセラーを開きます。
ダッシュボードに「システム管理サービスは、次のプロトコルを介して外部IPアドレスから直接アクセスできます:HTTP」と表示されている場合、NASはインターネットに公開されており、リスクが高くなります。

ステップ1:ルーターのポートフォワーディング機能を無効にする

ルーターの管理インターフェイスに移動し、仮想サーバー、NAT、またはポート転送の設定を確認し、NAS管理サービスポート(デフォルトではポート8080および443)のポート転送設定を無効にします。

ステップ2:QNAPNASのUPnP機能を無効にする
QTSメニューのmyQNAPcloudに移動し、[自動ルーター構成]をクリックして、[UPnPポート転送を有効にする]の選択を解除します。

DC ransomware
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QNAP Systems、Inc。について

QNAP(Quality Network Appliance Provider)は、ソフトウェア開発、ハードウェア設計、および内製で包括的なソリューションを提供することに専念しています。QNAPは、ストレージ、ネットワーキング、スマートビデオの革新に焦点を当て、最先端のサブスクリプションベースのソフトウェアと多様なサービスチャネルエコシステムに加わる革新的なCloudNASソリューションを導入しました。QNAPは、NASを単なるストレージ以上のものとして想定し、ユーザーがQNAPソリューションで人工知能分析、エッジコンピューティング、データ統合をホストおよび開発するためのクラウドベースのネットワークインフラストラクチャを作成しました。
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※当社プログの記事を勝手に引用しているCyberSecurity.comという業者がいます。その寄せ集めの情報には、かなり誤った情報が書かれています。当社の記事は実際にランサムウェアに対応した作業や事実に基づく内容です。当記事は転載禁止です。

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