Cerberランサムウェアは、大きなアップグレードと小さなアップデートを常に行ってきています。現時点(2017/6/20)では、Cerber6.1.1が最終バージョンになります。しかし、同じバージョン表示でありながらその内容や身代金額が変化しています。
感染すると、.htaと.txtファイルの身代金要求ファイルを暗号化したフォルダごとに置いていきます。その内容は上記の画像です。現時点においては、復号する手だてがありません。しょうがなく、身代金を払って「Cerber Decryptor」というひどくウイルス性の強いプログラムをダウンロードされる方が多いのですが、実行しても次のエラーが出てしまいます。
どうしようもなく、ご相談される方が続いています。このようなケースであっても復号(データを元に戻す)作業をしています。お困りの方はご連絡下さい。